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2008年用ですが、部分的に内容を更新しています(2010/06/14)。
また、[建築農業工作ゼミ2009-2010]とも連動していますので、そちらにも幾つかサンプルがあります。
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5/17/2008

Arduino基盤の概要


上画像は旧型のArduino Decimilaボードです。

Arduino基盤には、大きく分けてデジタル出力、デジタル入力、アナログ出力、アナログ入力の端子があります。LED、センサ、アクチュエータ、その他電子部品を接続して使用します。基盤上方にある0〜13番ピンについては、デジタル入出力の際に、使用するピンを出力用に使うのか、入力用に使うのかをプログラム上のpinMode()で設定する必要があります。基盤の下方にある5Vピンからは、5V電圧をとることができます。GNDピン(0V)は、上方13番ピンの隣と、下方5Vピンの隣に2つ、合計3箇所あります。
Arduino基盤では、基本的に、0〜5Vの電圧を扱います。

デジタル出力:
デジタル出力/digitalWrite()では、LOWかHIGHの二段階の出力方法しかありません。LOWは0Vに、HIGHは5Vに対応します。あるいは、二進法ではLOWが0、HIGHが1、またboolean型変数におけるfalse/trueに対応します。
例えば、LEDの点灯/消灯させるときに使います。

デジタル入力:
デジタル入力/digitalRead()も同様にLOW/HIGHの二段階です。
例えば、接続したセンサ/スイッチを通してオンになっているのかオフになっているのかを読み取るときに使います。

アナログ出力(PWM):
アナログ出力/analogWrite()は、上方の3、5、6、9、10、11番ピンの6箇所に接続でき、0〜255の256段階の出力が可能です(0V〜5Vを256段階に分けています)。
例えば、LEDの明暗を調節して光らせるときに使います。モーターならスピード調節になります。

アナログ入力:
アナログ入力/analogRead()は、センサなどから0〜1023の1024段階の読み取りが可能です(0V〜5Vを1024段階に分けています)。
例えば音量調節、照度調節、スピード調節などするために接続したセンサの度合いを読み取ります。

アナログ入出力においては、pinMode()を設定する必要はありません。

電源(外部電源):
通常は、USB接続によってパソコンから5V電源がArduino基盤に供給されます。外部電源から供給したい場合には、外部電源端子にバッテリやACアダプタ(6~20V/推奨は7~12V)などを接続します。例えば、DC12V/1AのACアダプター
差し込むプラグは内径2.1mm、外形5.5mmで、中心軸がプラス極になります。
*Arduino Decimilaなどの旧型の場合は、USB/外部電源のジャンパピンを差し替える必要があります(基盤上に明記されている文字:USBからEXT側へ)。パソコンからプログラムをアップロードする際には、再度USBケーブルを接続し、USB側へジャンパピンを差し替えます。

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